フェンシングの歴史

フェンシングの歴史

 

フェンシングは元をたどれば、中世ヨーロッパの騎士たちの実践的な剣術でしたが、近世以降、火器の台頭で武器としての剣というのはで役目を失っていきました。しかしそれでもなお、「剣」というのは騎士にとって「名誉の象徴」であることに変わりはなかったため、剣術の腕を証明するための場として、「競技としての剣術」が生まれたのです。しばらくは国や地方によって規定がバラバラだったのすが、1913年国際フェンシング連盟がパリに設立されたことで、規定・ルールの統一が進んでいきました。これが近代フェンシングの始まりになります。