フェンシングの用語集

 

技の解説
アタック(attaque) 最初の攻撃動作のことで、突きやフレッシュをかける前に腕を伸ばし、相手の有効面に圧をかけること。
アタック・オ・フェール(attaque au fer) 自分の剣先を相手の剣先に向けて行う攻撃準備のこと。剣を叩くバットマン、剣を押すプレッシオン、剣をいなすフロワスマンという3つのパターンがある。
アタック・サンプル(attaque simple) 攻撃のうち、一刀からなる単純な攻撃のこと。
アルト(halte) 審判用語で「止め!」という意味。
アレ(allez) 審判用語で「始め!」という意味。
アン・ギャルド(en garde) 審判用語で「構えよ」の意味。
エト・ブ・プレ(êtes-vous prêts?) 試合開始前に使われる審判用語で、「準備はいいか?」という意味。
ギャルド(garde) 攻撃や守りに備えて剣を構えた、基本の構え姿勢のこと。
コントル・アタック(contre-attaques) 相手の攻撃に対して、反撃すること。
コントル・タン(contre-temps) 相手の攻撃を防御したあとに、迅速に反撃(リポスト)すること。
コントル・リポスト(contre-riposte) 相手の攻撃をかわしたあと、素早く反撃すること。
サリュー(salut) フェンシングでの挨拶の一つで、試合前や終了時に使われる。
タン・デスクリム(temps d’escrime) 「剣術の時間」という意味で、攻撃・守備を行う時間のことを指します。
パラード(parade) 相手の攻撃を受け止めたり、そらしたりする守りの技のこと。
プリーズ・ド・フェール(prise de fer) 相手の剣を自分の剣で受け止め、自分の攻撃に利用する技法のこと。
フラーズ・ダルム(phrase d’armes) 相手との攻防において、剣を使った独特の技巧やテクニックのこと。
フレッシュ(flèche) 間合いから相手の有効面に突進して突く技。相手の意表をつけるが、サーブル種目においては禁止技。
リポスト(riposte) 相手の攻撃をかわした後、素早く反撃すること。