フェンシングの発祥地は明確にはわかっていませんが、ヨーロッパを中心に発展してきた競技であることは間違いありません。

 

古代ローマ時代には、軍事訓練の一環として剣術が行われており、これがフェンシングのルーツの一つとされています。また、中世ヨーロッパでは、騎士道精神や武芸の発展とともに、剣術の技術が磨かれ、フェンシングの発展につながりました。

 

近代フェンシングはフランスで発祥

近代のフェンシング競技が確立されたのは、19世紀になってからで、フランスの上流階級を中心に競技が発展し、国際的な大会が開催されるようになりました。現在のフェンシングの国際競技大会であるオリンピックでも、フランスの影響力は大きく、フランス人フェンサーが多数メダルを獲得しています。