フェンシングのユニフォーム

 

フェンシングにおいては、防具として規定されたユニフォームが使用されます。フェンシングの剣は平たいボタンで先端が覆われているため、直接的な怪我はあまりないものの、強い打撃によってアザができる場合があります。そこで、フェンサーはユニフォームを着用して防護します。

 

ユニフォームの特徴

まず、ユニフォームカラーは白色を基調としています。上半身にはジャケット、下半身にはニッカーズを着用し、肌を完全に覆います。ジャケットの下には、側方からの衝撃を防ぐためのプロテクターを着用します。女性の場合は、胸部を保護するために女性用の胸部プロテクターを使用します。また、膝まで覆うソックスを着用し、のど元を保護するためのマスクには垂れがついています。さらに、手や腕部を保護するためにグローブを着用します。

 

このように、フェンシング用のユニフォームは、競技中の安全性を高めるために非常に重要な役割を果たしています。そして選手たちは、自分自身の安全だけでなく、相手選手の安全も確保することが求められるため、規格に即した、正しいユニフォームの着用が義務付けられています。フェンシングは、スピードと技術の競技であり、ユニフォームは選手たちが自分自身の技術と安全性を高めるための必須アイテムなのです。