フェンシングの電気審判機

 

フェンシングの電気審判機は、フェンシング競技において剣の接触を検知し、得点を判定するための装置で、国内外ほとんどの試合で使用されています。フェンシングでは、剣の先端(ポアン)にスイッチが内臓されており、相手の有効面に(最低5.00N以上の力で)触れると電気信号が発生、ピストの中央の電気審判機が剣の接触を検知、攻撃の有効・無効を判定しているのです。この競技では、剣の接触の有無が競技の勝敗に直結するため、今や電気審判機は公正かつ正確な判定を行うために欠かせない装置となっています。