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「フェンシング」の語源とは?

「フェンシング(fencing)」という言葉は、フランス語の「fencer(ファンセール)」から派生したものとされています。この「fencer」は、中世の騎士たちが携えていた短剣(dagger)を指す言葉であり、これがフランス語で「フェンサー(fencer)」となり、英語でも同じように「fencer」と呼ばれるようになりました。

 

また、英語の「fence」という言葉は、中世には「剣術の稽古場」や「剣術における防御」といった意味で使われていたそうです。その後、現在のように「垣根」や「柵」を意味するようになったとされています。

 

つまり、「フェンシング」という言葉は、元々は中世の騎士たちが携えていた短剣を指す言葉から派生し、剣術の稽古場や「防御」の意味を持つ「fence」という言葉と混同され、現在ではフェンシング競技のことを指すようになったとされています。