>

車いすフェンシングの特徴やルール

車いすフェンシングは、身体に障害を持つ人がフェンシングを行うための競技です。その名の通り車いすに乗っての競技であり、身体的なハンディキャップを持っている方でも、自分の技術や戦略を駆使して戦うことができます。

 

フェンシングは、相手の攻撃をかわしながら自分の攻撃を仕掛ける技術と、相手の攻撃を読み、適切な反応をとる戦略が必要とされる競技です。車いすフェンシングでもそれは同様で、相手との距離や攻撃のタイミングを見極め、正確かつ効果的な攻撃を仕掛ける技術や、相手の攻撃に対して適切な反応をとる戦略が必要とされます。

 

車いすフェンシングのルール

以下は、車いすフェンシングの特徴やルールです。

 

車いすフェンシングのルール

 
  • 車いすフェンシングは、選手が車いすに座った状態で行われる以外、基本的には通常のフェンシングのルールに基づいて行われます。
  • 車いすはピスト上に固定されており、上半身のみの動きで競うところは、通常のフェンシングと大きく異なります。
  • 試合は、3分間で5本先取したほうが勝利です。決勝トーナメントでは、これを3セット行い、15本先取したほうが勝利となります。
  • 競技中は車いすの座面からお尻を離してはいけません。
  • 足はフットレストに常に置かれていなければいけません。
  • 車いすフェンシングでも、フルーレ、エペ、サーブルの3つの種目があり、個人戦と団体戦が行われます。

 

以上が、車いすフェンシングの特徴やルールです。車いすフェンシングは、身体に障害を持つ人にとって非常にアクセスしやすい競技です。車いすフェンシングは、身体障害者スポーツの一環として広く普及しており、パラリンピックの公式競技にもなっています。