フェンシングの死亡事故とルール改正の歴史

フェンシングの死亡事故とルール改正の歴史

フェンシングは競技は過去何回ものルール改正を行っています。ですが最も大きなルール改正のきっかけとなったのはスクワオリンピック(1980年開催)の金メダリストであるウラジミール・スミルノフ選手の死亡事故です。

 

世界選手権で起きた悲劇的な事故

ローマで行われた1982年の世界選手権で、相手選手の折れた剣がマスクのメッシュ部分を貫き、さらに眼窩(がんか)から脳を貫通し9日後に亡くなっています。28歳でした。

 

▼事故年のスミルノフ選手の練習風景▼

 

事故を受けてのルール改正

業界人なら誰もが知る世界のトップ選手に突如訪れた悲劇的な事件は剣や防具のルールに大きな変換をもたらしました。

 

  • マスクの強度を2〜3倍に向上
  • 剣の材質を炭素鋼からマレージング鋼に変更
  • ユニフォームにケブラー繊維(防弾チョッキの素材)を使用

 

などなど安全性の構造のためにかなり多くのルール改正がなされたのです。

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