フェンシングの競技形態には3種目あり、これは各種目で用いる剣の名前が、そのまま種目名になっています。以下、それぞれの種目で用いる剣の名前と特徴になります。
フルーレ
- 非常に細身で軽量な剣。女性や子供でも扱うことが容易。
- 長さ110cm以下・重量500g以下・ガードから剣の先端まで90cm以下という規定。
エペ
- フルーレと対照的に重量な剣。
- 断面が三角形になっており曲がりにくく長いブレード。
- 長さ110cm以下・重量770g以下・ガードから剣の先端まで90cm以下という規定。
- 大きくて丸いお椀型の鍔(ガルト)を持っている。
サーブル
- フルーレよりも細身で断面が四角形になっている。
- 長さ105cm以下・重量500g以下・ガードから剣の先端まで88cm以下という規定。
以上がフルーレ、エペ、サーブルそれぞれの剣の特徴になります。剣の特徴を理解することで、自分に適した剣(種目)を選び、自分の長所を生かして戦うことができます。