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フェンシングにおける審判の掛け声

フェンシングにおいて、審判員は試合中に掛け声を発することがあります。これらの掛け声は、剣の動きや攻撃の正確性、または試合の進行状況を示すために使用されます。以下は、一般的なフェンシングの審判の掛け声の例です。

 

審判が使う掛け声一覧

 
  • En garde!(オン・ガルド!):試合開始前に発せられ、選手に構えをとるよう促します。選手はこの合図でマスクを着用し、スタートラインにつま先を合わせ構えるのです。
  • Prêt?(プレ?):準備が出来ていることを確認する掛け声です。選手は「ウィ(はい)」もしくは「ノン(いいえ)」と答えます。
  • Allez!(アレ!):「始め!」の意で、試合を開始することを示す掛け声です。
  • Halt!(アルト!):「止め!」の意で、試合を止める為の掛け声です。
  • Touche!(トゥッシュ!):攻撃が有効面に命中したことを示す掛け声です。
  • Corps-à-corps!(コル・ア・コル!):選手が相手との近接戦闘に入ったことを示す掛け声です。
  • Carte jaune!(カルト・ジョーヌ!):選手に警告を与えるための掛け声で、反則行為をした場合に使用されます。
  • Carte rouge!(カルト・ルージュ!):選手に反則行為による罰則を与えるための掛け声です。

 

これらの掛け声は、フェンシングの試合中に頻繁に使用されます。審判員が正確で適切な掛け声を発することは、試合の公正性を保つために非常に重要です。