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フェンシングは身長が高いほうが有利?

一般的には、フェンシングは身長が高いほうが有利とされています。身長が高いと、剣のリーチ(攻撃の届く距離)が長くなるため、相手に攻撃されずに攻撃を仕掛けることができるからです。また、身長が高いと、相手の攻撃を避けるために必要な移動距離が少なくて済むため、反応や動作がスムーズになる傾向があるのです。

 

しかし、フェンシングは技術や戦略が重要なスポーツであり、身長だけがすべてではありません。小柄な選手でも、素早く反応したり、有効な技術を駆使したりすることで、身長が高い選手にも勝つことができます。

 

フェンシングで身長が有利であることは事実ですが、身長だけがすべてではなく、技術や戦略、体力や反射神経などの総合力がものをいうスポーツであることを覚えておきましょう。

 

身長があまり求められない種目

フェンシングにはエペ、サーブル、フルーレという3種目があります。この中で、エペとサーブルに関してはリーチの長さ、つまり身長があったほうがいっそう有利といわれますが、フルーレに関しては相手に接近して近距離で戦うため、身長が高くなくても戦える種目とされています。